製薬協 加盟上場会社13年度決算まとめ 国内売上1.9%増 長期品減収も一因
公開日時 2014/06/05 03:50
日本製薬工業協会は6月4日、東証一部上場の協会加盟26社の13年度決算概況をまとめ、発表した。それによると国内売上高は5兆3367億円で1.9%の微増だった。新製品や主力品の伸長の一方で、長期収載品の減収が影響して低い伸びになったと指摘している。海外売上高は対照的に23.7%増の高い伸びとなった。
全体の売上高は、海外売上高に高い伸びにけん引され9兆3885億円、10.3%増。営業利益も1兆2086億円、12.5%増で、2桁の増収・営業増益となった。
14年度業績見込みは薬価改定の影響で4.8%の減収、当期純利益も0.3%の微増。