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ノバルティス 申請中の乾癬治療薬セクキヌマブ 4つの国際共同P3併合解析で有効性を確認

公開日時 2014/10/27 03:50

ノバルティスファーマは10月23日、尋常性乾癬、関節症性乾癬の抗体医薬として国内申請中のセクキヌマブ(開発コード:AIN457)について、4つの国際共同第3相臨床試験(P3)を併合した解析の結果、治療開始時の重症度にかかわらず、同薬による皮膚症状の寛解が一貫して示されたと発表した。セクキヌマブは国内で2013年12月に申請済みとなっているほか、海外でも申請中の段階にある。米国ではこの10月20日に米FDA諮問委員会が承認勧告を行っている。

 

併合解析の対象となった4つの国際共同P3には世界35カ国から3300人超の中等症~重症の尋常性乾癬患者が参加。いずれもランダム化二重盲検試験として、導入投与期12週後と維持投与期52週後の有効性と安全性を検証した。このうち、日本も参加したERASURE試験は、プラセボ群との比較で実薬群の12週後のかゆみ、鱗屑、痛みの軽減が確認されている。有害事象の多くは軽度または中等度の上気道感染となっていた。

 

セクキヌマブは、乾癬の発現において中心的役割を担うインターロイキン-17A(IL-17A)を阻害する新規作用機序を有する。同薬については、国内で膿胞性乾癬や関節リウマチでの開発も進んでおり、現在P3段階にある。なお、承認後の国内販売体制について、同社とマルホが共同販促する契約を7月に締結している。
 

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