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厚労省 抗インフル薬服用後の異常行動の注意喚起指示 製薬11社に

公開日時 2014/12/10 03:50

厚労省医薬食品局はこのほど、抗インフルエンザウイルス薬の服用後の異常行動について、医療現場に注意喚起を引き続き徹底するよう安全対策課長通知で、販売する製薬11社に指示した。服用後に突然走りだし2階から転落したといった異常行動がみられため、07年に10歳以上の未成年の患者には、インフルエンザのハイリスク患者と判断する場合を除いて原則使用を控え、使用時には最低2日間は患者を一人にしないようすることを添付文書の「警告」に記載し、緊急安全性情報を配布していた。

 
通知は11月28日付で次の各社に出された。▽中外製薬(製品名=タミフル)▽グラクソ・スミスクライン(リレンザ)▽第一三共(イナビル)▽塩野義製薬(ラピアクタ)▽ノバルティスファーマ、イセイ、キョーリンリメディオ、沢井製薬、全星薬品、鶴原製薬、日医工(一般名=アマンタジン塩酸塩)。ほか都道府県衛生関係部局長宛に発出された。

これは、10月29日に開催された薬食審の医薬品安全対策部会安全対策調査会で、これまでと同様の注意喚起を引き続き徹底することが適当とされたことを受けた対応。
 
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