【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

2015年新規がん罹患数98万人 前年予測から約10万人増 男性最多は前立腺がんに 国がん予測

公開日時 2015/05/07 03:52
国立がん研究センターがん対策情報センターは4月28日、2015年に新たにがんと診断される罹患数と死亡数の予測を発表した。罹患数は、98万2100人(男56万0300人、女42万1800人)で、初めて当年予測を発表した14年予測と比べ約10万人増えた。同センターは「高齢化とがん登録の精度向上が要因と考えられる」としている。罹患数は、男性では前立腺がんが検診の普及などにより、胃がんと肺がんを抜いて最多になると予測された。
 
予測罹患数は、全体では大腸がん(13万5800人)、肺がん(13万3500人)、胃がん(13万3000人)の順でいずれも13万人台。男女別にみると、男性は前立腺がん(9万8400人)、胃がん(9万0800人)、肺がん(9万0700人)がトップ3で、それに大腸がん、肝臓がんが続く。女性は乳がん(8万9400人)、大腸がん(5万7900人)、肺がん(4万2200人)がトップ3で、それに胃がん、子宮がんと続く。
 
死亡者数は37万人に 前年予測から約4000人増
 
予測死亡数は37万0900人(男21万9200人、女15万1700人)で、14年予測と比べ約4000人増。多い方から肺がん(7万7200人)、大腸がん(5万0600人)、胃がん(4万9400人)の順で、14年予測と比べ大腸がんが胃がんを抜くと予測された。
 
男女別では、男性は肺がん(5万5300人)、胃がん(3万2400人)、大腸がん(2万7200人)がトップ3で、それに肝臓がん、膵臓がんが続く。女性は大腸がん(2万3400人)、肺がん(2万1900人)、胃がん(1万7000人)がトップ3で、それに膵臓がん、乳房がんが続く。14年予測と比べて順位に変動はないとみている。
 
<訂正>(5月7日10時35分)
記事中の罹患数の記述において、下線部の箇所に表記の誤りがりました。「胃がん」ではなく、「大腸がん」です。訂正しました。

※予想罹患者数、死亡者数を一覧にまとめました。どなたでも関連ファイルからダウンロードできます。

 

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(1)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー