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PhRMA 新会長にBiogenのScangos CEOを選任

公開日時 2016/03/18 03:50

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は3月10日、理事会を開催、新会長にBiogen社のGeorge A Scangos CEOを選任した。Kenneth C Frazier現会長(Merck & Co社CEO)の後任となる。また、同日の理事会では、次期会長には、Joaquin Duato氏(Johnson & Johnson社医薬品担当ワールドワイド会長)、および財務担当理事には、Joseph Jimenez氏(Novartis社CEO)が選任された。


PhRMAのStephen J Ubl理事長兼CEOは、「Scangos氏を会長として迎えることを喜びたい。また、Frazier氏の過去1年間のリーダーシップの発揮に謝意を表したい」と述べたうえで、「科学とイノベーションは急速に進化しているので、リーダーシップを兼ね備えた科学者・研究者としてのScangos氏の経験は、PhRMAと我々業界にとって大いなる資産となろう。ともに、イノベーションを患者に届けることを確かなものにするために実務的な消費者指向の政策を前進させることを期待したい」とコメントした。


Scangos氏は、コーネル大学で生物学学士、マサチューセッツ大学で博士号を取得後、ジョンズ・ホプキンス大学で生物学の教授職を務めた。1987年にBayer社に入社、1996年まで、Bayer社R&D 部門上級副社長、Bayer Biotechnologyの社長など要職を歴任した。1996 年10 月にExelixis社入社、社長兼CEO を務めた。2010 年6 月からBiogen社CEO を努めている。


Scangos氏は、「我々は、新薬およびそれによって健康と手ごろな価格の治療を入手可能な面白い時代の最先端に立っている。この希望を現実のものにするために、我々業界は、必要とする治療への患者アクセスにおける問題や医療費全体の問題を解決する政策への貢献者にならなければならない」と医療政策の諸課題へ積極的に関与する姿勢を示した。そのうえで、「新しい任務を引き受け、科学的発見を患者に対して意義のある治療法に転換するために必要とされる創造的な政策を提案することに役立つよう業界関係者、政府やアカデミアと共に働けることを光栄に思う」と話した。
 




 

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