東和薬品は３月29日、浜松営業所を閉鎖し、31日で業務を終了すると発表した。同社では基本的に、営業所を拠点に活動しているＭＲはＭＳ機能も持ち、代理店を拠点に活動しているＭＲは情報提供活動に特化して販売業務は代理店が行う「東和式直販体制」を敷いている。このほど静岡県内の代理店の販売体制が整ったことから、県内の販売業務を代理店に一任し、営業所を閉鎖することにした。

今回のように販売業務を代理店に一任することに伴い、既存営業所を閉鎖するのは初めてのケースとなる。県内の代理店は、「しずおか東和薬品」と「東和薬品静岡販売」の２社あり、浜松営業所の業務エリアは「しずおか」に承継する。

情報提供活動は、これまで浜松営業所の全ＭＲ４人が浜松エリアを中心にカバーしていたが、４月以降は県全域を５人でカバーする。この５人は「しずおか」を拠点に活動する。

今回の閉鎖により、営業所は62拠点となる。同社では営業所を18年３月末までに80拠点にする計画。