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ノバルティス COPD治療薬ウルティブロ、シーブリ コ・プロ先のMeijiに販売権も移管

公開日時 2016/04/06 03:50

ノバルティスファーマは4月1日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬のウルティブロ吸入用カプセル(一般名:グリコピロニウム臭化物/インダカテロールマレイン酸塩)と同シーブリ吸入用カプセル50μg(一般名:グリコピロニウム臭化物)の両剤の国内販売権をMeiji Seikaファルマに移管すると発表した。ウルティブロは今年7月1日から、シーブリは17年1月1日からMeijiが販売する。両社は両剤について今年2月から共同プロモーション(共同販促)しており、販売権移管後も共同販促を続ける。

製造販売承認はノバルティスが引き続き保有する。ノバルティス広報部は本誌取材に、今回の販売移管のねらいについて、「両社がオーナーシップを持ってウルティブロとシーブリを手掛けるため」とし、「ノバルティスの両剤への取り組みを弱める考えはない」と説明した。

ウルティブロは長時間作用性抗コリン薬(LAMA、グリコピロニウム臭化物)と長時間作用性β2刺激薬(LABA、インダカテロールマレイン酸塩)の配合剤で、1日1回吸入で使用する。シーブリはウルティブロに含有しているLAMAの単剤。

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