キッセイ薬品 シェーグレン症候群に伴うドライアイ治療薬「KCT-0809」開発中止 フェーズ3で
公開日時 2017/04/25 03:50
キッセイ薬品は4月24日、シェーグレン症候群に伴うドライアイ治療薬として国内フェーズ3まで進めていた「KCT-0809」の開発中止を決定したと発表した。同社は「期待していた有効性を明確には見いだせなかった」としている。
同剤は、有効成分であるオザグレルの用途特許を保有するテイカ製薬と共同で開発していた。シェーグレン症候群は、唾液や涙をつくり出している唾液腺や涙腺などの外分泌腺に慢性的な炎症が起こる自己免疫疾患。