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QLife・薬局薬剤師調査 在宅管理「自信ない」41%

公開日時 2016/10/25 03:50

保険薬局に勤務している薬剤師300人を対象にしたQLifeの調査によると、薬剤師に求められる業務のうち「在宅訪問での薬学管理」に「自信がない」との回答は41.0%に上った。時間が取れない、経験がないといった声のほか、在宅での患者とのコミュニケーションや、点滴や輸液に対しての知識が乏しさに不安があるとした。在宅管理に次いで「自信がない」割合が高かった業務は「処方提案」で31.7%。他業務で「自信がない」とするのは1割前後であり、それらに比べて「在宅管理」「処方提案」に対する自信のなさは突出して多かった。

これは8月にインターネットで行った「『かかりつけ薬剤師』に関する実態調査」。その中で厚労省が示した「患者のための薬局ビジョン」で今後重要な薬剤師業務として挙げた「処方内容チェック」「医師への疑義照会」「丁寧な服薬指導」「在宅訪問での薬学管理」「副作用・服薬状況のフィードバック」「処方提案」「残薬解消」のそれぞれの業務に対する自信の有無を尋ねた。

その結果、「自信がない」業務として最も多かったのが「在宅訪問での薬学管理」(41.0%)で、自信がない割合を立地別にみると「病院の門前薬局勤務」では45%、「診療所の門前薬局勤務」が41%、「面分業の薬局勤務」は34%だった。「自信がある」との回答は19.7%だった。

在宅管理に次ぐ「自信がない」業務は「処方提案」(31.7%)。自信がない割合を立地別にみると「病院の門前薬局勤務」では36%、「診療所の門前薬局勤務」が31%、「面分業の薬局勤務」は26%だった。自信がない理由としては、医師のプライドへの気兼ねや、処方意図が分かっていない、患者の状態を十分に把握できていないなどの声が見られた。「自信がある」との回答は22.0%だった。

服薬指導、疑義照会 過半数が「自信あり」

逆に、「自信がある」が半数以上だった業務は「丁寧な服薬指導」(59.0%)、「医師への疑義照会」(51.0%)。次いで「処方内容のチェック」(48.3%)、「残薬解消」(44.0%)だった。

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