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武田薬品 三菱商事UBSリアルティと湘南アイパークの運営で戦略パートナー構築

公開日時 2020/06/15 04:52
武田薬品と三菱商事・ユービーエス・リアルティ(三菱商事UBSリアルティ:MCUBSR)は6月12日、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)の運営に関し包括的に協業することで基本合意したと発表した。湘南アイパークは4月に信託設定し、同パークの運営体制を進化させたところ。上場不動産投資信託(J-REIT)運用会社であるMCUBSRは、武田薬品との戦略パートナーとして、湘南アイパークの一層の進化に向け協業体制を構築する。MCUBSRの親会社である三菱商事の専門部局の支援を受けながら湘南アイパークの価値向上にも取り組む。

MCUBSRは、国内最大級のJ-REIT運用会社。産業施設・インフラ施設について、数多くの研究開発施設への投資・運営実績を持っている。三菱商事は今回の協業に先立ち、19年11月から湘南アイパークのメンバーシップ会員としてエコシステムに参画しており、医薬・創薬支援・バイオ関連事業への取り組み推進を図っている。さらに、施設周辺の再開発計画への複合都市開発機能の発揮も検討するなど、湘南アイパークとMCUBSRの共同事業化への各種支援策の準備、検討を行ってきた。

◎多様なプレイヤーの誘致 ベンチャー企業成長の環境整備を

両社は、今回の協業を通じ、①事業構築・イノベーションの創出、②運営・管理、③エリア開発・街づくり、地域関係―を通じて湘南アイパークのさらなる価値向上を目指す。具体的には、国内外の企業、ベンチャー、アカデミア、およびベンチャーキャピタルなど、多様なプレイヤーの誘致を行う。また、ベンチャー企業が成長し、イノベーションを創出するための環境を整備する。

このほか湘南アイパークの維持・管理を適切なコストで行い、先端研究を実施できるサイエンスパークとして継続的に運営する。また、研究環境の整備と利用者への啓発活動を実施し、法令を遵守した研究活動を管理・促進。入居テナントやメンバーシップ会員に対する研究支援機能の維持と発展に取り組む。

エリア開発・街づくり・地域関係については、自治体や地域のステークホルダー、近隣住民と良好な関係を維持し、ヘルスイノベーション拠点の実現に取り組む。

武田薬品のクリストフ・ウェバー社長CEOは、「両社のネットワークや戦略性が融合することに加え、三菱商事の支援を受けることで、製薬企業ベースのサイエンスパークが、世界に誇るヘルスイノベーション拠点に発展することに大いに期待する」と強調した。


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