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ミクス独自分析 5年後の国内市場 主力品が変化 MR活動・機能も転換期に

公開日時 2012/07/30 04:02

 
大型先発品の特許切れ、それに伴う成長ドライバーの変化など、国内医薬品市場は大きな転換期にある。編集部では、市場に大きなインパクトを与える大手製薬企業8社(内資5社、外資3社)について、今後5年間で予想される大型品の特許切れによる影響やその減収分をカバーする製品、主力品の変化などを分析。5年後の姿を探った。そして、今後求められるMRの機能・役割は何かを検証した。販管費を含む営業コストの見直しや、より費用対効果の高いMR活動への転換が不可避であることを予感させるものとなった。

 

ここ数年の間に、認知症治療薬アリセプトや高脂血症薬リピトールなど、各社の成長を牽引してきたブロックバスターの特許が切れ、かつてなかった規模で後発品が参入。これらの大型品の売上減に伴い、それに代わる中核品の育成が、各社の喫緊の課題となっている。
今後5年間を見据えると、各社の屋台骨である降圧剤(ARB、ブロプレス=武田薬品、ディオバン=ノバルティス)、抗リウマチ薬(レミケード=田辺三菱)、抗がん剤(ハーセプチン=中外製薬)といった大型品を含む各社の主力品が相次いで特許満了を迎え、その影響がモロに当該企業を直撃することになる。

 

本誌では、大手内資5社(武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ、田辺三菱製薬)、大手外資3社(ファイザー、ノバルティス、中外製薬)について、今後5年間の成長モデルの違いに応じて、以下の4つのタイプに分類。①主力品の後継品を生かし、新規領域に参入②新規領域に次々に参入し、チャレンジ③主力品の後継品を持たず、他の領域でポテンシャルを高める④既存の得意領域を維持・成長――。
各社の業績に影響する主力品について、特許満了に伴う後発品の参入を加味した業績を予想。同時に、各社の開発パイプラインから、中期的な成長ドライバーとなりえる新薬をピックアップし、5年後の業績への影響を分析した。

 

各社の収益の柱が、次なる成長市場であるがんや中枢神経、リウマチなどアンメット・ニーズ領域にシフトする“兆し”がみえてくるなかで、注力領域や主力品の変化に伴い、一定の収益性確保に向けて、MRの機能や役割にも変化が求められることを示唆するものとなった。

 

詳細はMONTHLYミクス8月号の「Promotion」に掲載。8月1日発行。こちら 

 

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