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AI解析技術のコグニティ MRディテールの暗黙知評価でAIサービスを提供 19社3000トークを解析

公開日時 2021/02/09 04:52
AI解析技術を持つコグニティは2月8日、MRディテーリングの暗黙知を客観的にAIで可視化する製薬企業特化型AIサービス「COG-DTL(コグ・ディテ)」の提供を開始すると発表した。製薬企業19社3000超のトークデータを解析したもの。ディテーリングの情報構成やヒアリング内容を分析し、第三者視点で変化を捉えることができる。同社が有するディテーリングの平均値と他MRの比較分析が可能なほか、ワークショップを通じてナレッジの定着と改善をサポートする。正式リリースは今年4月を予定。現在はβ版での試験導入が可能。

同社は2017年から独自に開発したAI解析技術を使って、製薬各社のハイパフォーマンスMRのディテーリングを分析。他のMRのディテーリングを見える化し、違いをアラートすることで改善を促してきた。ただ一方で、新薬への対応やMR数の少ない製薬企業にとって、「ベンチマークやモデルを設定しづらい」などの声があり、今回の「COG-DTL」の提供に至ったという。

◎「製薬企業のディテーリングの平均値と比較」 ナレッジ定着と改善をサポート

「COG-DTL」は、同社のこれまでの蓄積データと運用上の知見に基づき製薬業界専用に開発されたディテーリング分析サービス。特別な開発・準備なしですぐに導入できることが最大の特徴という。製薬企業19社3000件を超えるデータから「製薬企業のディテーリングの平均値と比較」できる分析に「ワークショップ」を付属することで、ナレッジ定着と改善をサポートするEssentialプランを用意した。さらに、MRのディテーリングを定期的かつ全体像を見える化・変化を捉えるための「サマリーレポート」や「High Performer分析」、薬機法対策として「副作用報告漏れ」を防ぐための機能も付属したProfessionalプランも設けている。

◎営業活動の質向上・DX化が可能に

同社は、「コロナ禍による医師との面談機会の減少で、MRのディテーリングは変革が求められている」と指摘。「COG-DTLを導入した企業は、ディテーリングで話された情報構成やヒアリング内容が分析され、第三者視点で変化を捉えることができ、社内・チーム内でのナレッジ共有や行動変容による営業活動の質向上・DX化が可能となる」と強調した。

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