顧客視点の新しいリサーチ手法 「MROCs」 第2回

 

ワップ株式会社
代表取締役 東海林 渉

 

 

 

今回は、MROCsがどのようなリサーチテーマに向いているか?実際の事例は?といった点についてご紹介します。



Q MROCsはどのようなテーマの調査に向いているのか?


MROCsは、質的・量的どちらのデータも取得できるため、どんな調査テーマにも適応可能です。
ただし、量的なデータを取得する場合、コミュニティのメンバー数を多くしなければならないことから、コストが高くなってしまうなどの理由により、主に定性的な調査目的で利用されることが多いのが現状です。【図1】

 


 

 

では、MROCsとして利用される機会の多い、顧客ニーズの把握とプロモーションツールの検証について簡単に事例をご紹介させていただきます。

 



事例1:顧客ニーズの探索
 



精神科医がもつニーズにはどのような事があるのかを把握するために、精神科医を対象としたMROCsを構築して、自由に意見やディスカッションを行ってもらった。
医師同士の自由なディスカッションをリスニングしていると、実は患者さんや家族にもっと感謝されたいといった本音のニーズが多数発見された。【例1】

 


 

 

このようなニーズは、インタビューでは時間が限られていることにより、まずお題として上がらなかったり、対話の脱線を望まず、途中でモデレーターが制限させて、発見にいたらなかったりするようなニーズであり、MROCsを実施することにより、初めて発見できると言えます。
 

 



事例2: プロモーションツールの検証 


医師向けの製品パンフレットを完成させるため、医師を対象としたMROCsを構築し、製品パンフレットのドラフト案をコミュニティ内で提示して、色々な意見を取集し、再度、修正して提示などを繰り返すことにより顧客と一緒に製品パンフレットを完成させた。【例2】

 


 
 

従来のインタビューと比べて、修正したパンフレットを再度、評価してもらうことが出来ることやグループ分けをして、それぞれのグループに別の案を提示して違いをみるといったA/Bテストが可能となるのが特徴です。



注)今回の事例は医師を対象とした事例のみを紹介しましたが、患者様を対象としても実施可能であり、情報量(発言量)としては、患者様のほうがより多く収集できるという知見もあります。
 



【最後に】

顧客視点(特に患者中心)での活動が望まれる昨今においてMROCsは、まさに合致したリサーチ手法といえます。最後まで稚拙な文章にお付き合いいただき、有難うございました。何かございましたら気軽にお問合せいただけたら幸いです。
 

 


シリーズ第1回はこちら

 

公開日時:

2012年12月7日

 

ワップ株式会社
〒143-0015 東京都大田区大森西6-4-3 
電話 03-6404-6141 Fax 03-6404-6142
http://www.wap-j.com

 


 

顧客視点の新しいリサーチ手法 「MROCs」 第2回

 

ワップ株式会社
代表取締役 東海林 渉

 

 

 

今回は、MROCsがどのようなリサーチテーマに向いているか?実際の事例は?といった点についてご紹介します。



Q MROCsはどのようなテーマの調査に向いているのか?


MROCsは、質的・量的どちらのデータも取得できるため、どんな調査テーマにも適応可能です。
ただし、量的なデータを取得する場合、コミュニティのメンバー数を多くしなければならないことから、コストが高くなってしまうなどの理由により、主に定性的な調査目的で利用されることが多いのが現状です。【図1】

 


 

 

では、MROCsとして利用される機会の多い、顧客ニーズの把握とプロモーションツールの検証について簡単に事例をご紹介させていただきます。

 



事例1:顧客ニーズの探索
 



精神科医がもつニーズにはどのような事があるのかを把握するために、精神科医を対象としたMROCsを構築して、自由に意見やディスカッションを行ってもらった。
医師同士の自由なディスカッションをリスニングしていると、実は患者さんや家族にもっと感謝されたいといった本音のニーズが多数発見された。【例1】

 


 

 

このようなニーズは、インタビューでは時間が限られていることにより、まずお題として上がらなかったり、対話の脱線を望まず、途中でモデレーターが制限させて、発見にいたらなかったりするようなニーズであり、MROCsを実施することにより、初めて発見できると言えます。
 

 



事例2: プロモーションツールの検証 


医師向けの製品パンフレットを完成させるため、医師を対象としたMROCsを構築し、製品パンフレットのドラフト案をコミュニティ内で提示して、色々な意見を取集し、再度、修正して提示などを繰り返すことにより顧客と一緒に製品パンフレットを完成させた。【例2】

 


 
 

従来のインタビューと比べて、修正したパンフレットを再度、評価してもらうことが出来ることやグループ分けをして、それぞれのグループに別の案を提示して違いをみるといったA/Bテストが可能となるのが特徴です。



注)今回の事例は医師を対象とした事例のみを紹介しましたが、患者様を対象としても実施可能であり、情報量(発言量)としては、患者様のほうがより多く収集できるという知見もあります。
 



【最後に】

顧客視点(特に患者中心)での活動が望まれる昨今においてMROCsは、まさに合致したリサーチ手法といえます。最後まで稚拙な文章にお付き合いいただき、有難うございました。何かございましたら気軽にお問合せいただけたら幸いです。
 

 


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公開日時:

2012年12月7日

 

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患者負担や多剤投与加味した処方提案を

 

 

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