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Meiji Seikaファルマ 小林化工が製造する販売製品全品目を出荷停止 対象製品は43品目85包装

公開日時 2020/12/14 04:51
Meiji Seikaファルマは12月11日付で、小林化工が製造する販売製品全品目を出荷停止すると特約店に伝達した。対象品目はレボフロキサシン錠やピタバスタチンCa錠など43品目85包装。同社はすでに小林化工の現地調査を開始しており、結果が判明するまでは小林化工の製造品の出荷を停止する方針。供給再開の時期については、改めて案内するとしている。

◎小林化工への現地調査を開始

小林化工が製造販売元の経口抗真菌薬イトラコナゾールに通常量を超える睡眠導入剤が混入され、一部ロットを自主回収(クラスⅠ)した。また同剤の製造過程で承認書に記載のない工程を行っていたことが発覚し、全ロットの自主回収(クラスⅡ)を行っている。今回、重篤例を含む多数の健康被害が報告されているイトラコナゾール錠50「MEEK」(ロット番号:T0EG08)の販売元であるMeiji Seikaファルマは、こうした事態を重く見て、小林化工に対する現地調査を開始、ただちに小林化工が製造する販売製品全品目の出荷を停止した。

◎出荷停止はオザグレル、クラリスロマイシン、ピタバスタチン、バラシクロビルなど

出荷停止の対象製品には、小林化工が製造販売元となるオザグレルやクラリスロマイシン、リスペリドンなどのほか、Meiji Seikaファルマが製造販売元であるピタバスタチンやバラシクロビルなどが含まれる。Meiji Seikaファルマは「結果が判明するまでは、弊社からの出荷は停止させていただきたい」と説明。調査結果ならびに供給再開の時期については、改めて案内するとしている。

◎健康被害の報告は前日より1件増えて135件

小林化工は12月13日、睡眠剤を混入したイトラコナゾール錠50「MEEK」(ロット番号:T0EG08)の健康被害の報告数を更新(12月13日午前零時段階)し、健康被害の収集件数は前日より1件増えて135件になったと公表した。自動車等による事故は15人、救急搬送・入院(退院含む)は33人で、前日と変わりない。
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