リクルート効率を劇的に変えるパートナー施設型DCTとデジタル活用 (2/4)
公開日時 2025/11/04 00:00
「紙PROはもう限界」
――コストと規制の壁を超える、新しいePROの選択肢
提供:株式会社beyondS
紙PROは申請データに使えない
臨床試験でPRO(Patient Reported Outcome:患者報告アウトカム)を収集する際、
「紙の日誌の記入漏れが多い」
「余計な書き込みがされていて、そのデータの扱いに困る」
「転記・SDVに工数・コストがかかる」
――そんな課題を感じたことはないでしょうか。
被験者の日々の症状やQOLの正確な把握は、今や医薬品開発に不可欠です。
しかし紙PROでは、データインテグリティの確保が困難であり、FDAやEMAなど海外当局ではすでに紙PROを申請データとして認めない流れが定着しています。
ePROが“必須要件”となる時代へ
「人生の目的は幸福である」とするならば、医薬品開発のゴールは単に検査値やOSの改善ではなく、 患者の生活の質(QOL)の向上です。 その指標となるPROデータを、患者から電子的に直接収集するePROは、Patient Centricな臨床開発の中核的存在となりつつあります。
さらに、費用対効果評価にQALY(質調整生存年数)が導入されるなど、当局も患者視点のデータ活用を注視。ePROは「あると良い」ではなく、「なければならない」時代へと移行してきています。
課題:規制対応とコストの二重負担
とはいえ、臨床開発の現場では次のような声が根強くあります。
- 「規制準拠したシステムは高額」
- 「デバイスや通信費が高い」
- 「CROや施設への展開が煩雑」
- 「PRO質問票のライセンサーとの調整やバリデーションの仕方が分からない」
結果、多くの企業が導入の必要性を認識しながらも、運用負荷の高さから足踏みしているのが実情です。
ZenDo ePROが“導入ハードル”を一掃
beyondSが提供する「ZenDo ePRO」は、こうした現場課題を解決します。
- 規制準拠:ER/ES指針・Part11対応、GAMP5準拠のCSVを実施し、規制当局の査察にも対応可能
- ワンストップ提供:デバイスレンタル(スマホ・タブレット等)、キッティング、施設への配送、ヘルプデスクも一括管理。被験者は電源を入れて直感的に入力するだけ
- ライセンス支援:ライセンサー探索、日本語版の有無、マイグレーション対応(紙質問票を電子化する際のバリデーション)まで一気通貫でサポート
- コスト最適化:通信費削減の独自特許技術により、運用コストを抑制
これにより、製薬企業やCRO、医療機関がノンコア業務から解放され、本来注力すべき治験マネジメントに集中できる体制を実現します。
BYODからスモールスタートも
ZenDo ePROはWebブラウザベースのため、専用アプリ不要でBYOD(Bring Your Own Device)にも対応。そのため、企業治験はもちろん、予算の少ない医師主導治験・特定臨床研究での実績もあり、手軽にスモールスタート可能。 その運用知見を次の大規模試験に活かすことができます。
ePROが「当たり前」の未来へ
「すべての臨床試験にePROを」――これはbeyondSのビジョンであり、業界全体の方向性でもあります。 信頼できるデータを、患者の声から直接集める。 その第一歩を、ZenDo ePROがサポートします。
ZenDo ePROの具体的な機能やメリットについてはこちら

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株式会社beyondS
担当:澤里
info@beyonds-inc.com
03-6823-4223
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