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新型コロナ第7波までの外来延べ患者数 コロナ前と比べ月平均6.8%減 MDV調べ

公開日時 2023/01/19 04:51
医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン(MDV)は1月18日、コロナ禍の前後の外来・入院患者数の推移を調べたところ、外来延べ患者数は2022年9月末までの“第7波”までに回復傾向を示したものの、コロナ前には届いていないとの分析結果を発表した。

約3年間にわたるコロナ禍の前(2018年4月~20年3月)とコロナ禍(20年4月~22年9月)の外来延べ患者数の変化をみたところ、第1波から第7波にコロナ感染重傷者患者数が増えるたびに患者の受診控えとみられる動きを確認した。外来延べ患者は、コロナ前は月平均401万7224人だったのに対し、コロナ禍では同374万3259人で、6.8%減少していた。

入院患者数はを疾患別にみると、消化器、循環器で回復基調をみせている一方で、呼吸器の戻りは鈍いままだった。消化器はコロナ前が同4万5262人、コロナ禍は同4万1707人と7.9%減――、循環器はコロナ前が同2万1783人、コロナ禍は同1万9618人と9.9%減――、呼吸器はコロナ前が同2万2816人、コロナ禍は同1万6720人で26.7%減――だった。

この分析結果は、同社の病院経営分析システム「MDV Act」の病院データ(18年4月~22年9月)のうち、調査対象期間すべての月のデータがそろっている344施設を集計・分析したもの。対象期間に急性期一般入院料1を算定している患者の数を集計。疾患別コードは主要診断群(MDC)2を用いた。
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