医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは４月24日、会員医師に対して行った新薬情報の入手先に関する調査結果を発表した。それによると「MRから」とする医師は50％だった。

主な理由は、「情報が早い」「聞きたいことが効率よく聞ける」「自分で調べる手間が省ける」。ただし、「自社の宣伝に偏りがち」「客観性に欠ける」という声もあったという。

MRに次いで多いのが「講演会」17％、「製薬企業のホームページ」９％、「学会誌」８％の順だった。発表によると、全体的に「新薬をすぐに使うわけではない」というコメントがみられ、採用までじっくり様子をみる姿勢がうかがわれる。また、「複数から情報を得ている」という意見も少なくないといい、「まずMRから情報収集し、その後、学会や講演会で調べる」といった方法で複数の情報源から入手し、情報を吟味する姿もうかがえたという。

調査は３月21日～ 同27日まで行われ、有効回答は2561件。