がん 患者に相談ない治療法決定 満足度低く ファイザー調査
公開日時 2012/10/15 04:01
ファイザーは10月11日、がん患者1000人とその同居家族1000人を対象にした意識調査結果を発表した。それによる治療方法の説明・相談の有無が満足度に影響していることが分かった。
発表によると、治療方法の決定について73.3%が「医師から治療選択肢が与えられ、医師と相談の上、決定した」で、18.6%が「自分に相談なく医師が決定した」だった。
「自分に相談なく医師が決定した」人は、治療満足度が50ポイント以上の患者は17.9%に対し、50ポイント未満の患者は26.4%に上り、患者の治療法の選択への関与が治療満足度に影響している可能性が示唆された。