薬の飲み忘れ 多いのは「朝と夜」 ファイザー調査で
公開日時 2012/11/14 04:02
ファイザーは11月13日、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)患者の処方薬の飲み残しに関する調査結果を発表した。患者300人、医師・薬剤師それぞれ100人ずつを対象にしたもの。それによると、患者の46.3%が飲み忘れることがあると回答。いつ飲み忘れるかを聞いたところ「朝」と「夜」がそれぞれ41.0%、45.3%と4割強で、医師の86.8%が飲み忘れが多いとした「昼」は患者では17.3%と2割に満たなかった。
患者が飲み忘れる理由で最も多いのは、「うっかり」で、次いで「持ち歩くのを忘れてしまう」。医師・薬剤師側もこの2つは2大理由と考えていたが、服薬コンプライアンスの問題として指摘される「服薬タイミングがバラバラ」「たくさんの薬を飲んでいる」ことが理由と考える医師はそれぞれ23.1%、15.4%だったのに対し、患者はそれぞれ9.4%、5.0%と、さほど問題と考えていないことが示された。