【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

武田薬品 米国子会社URLファーマの後発品事業を譲渡 先進国は新薬事業に注力

公開日時 2012/12/19 04:02

武田薬品は12月18日、今年6月に買収した米国URLファーマの後発品事業を、米国の後発品企業カラコ・ファーマシューティカル・ラボラトリーズに譲渡することで合意したと発表した。譲渡額は6500万ドル(約55億円)。武田薬品は先進国では新薬に注力する方針を掲げているため、今回の譲渡に至った。なお、新興国ではブランドジェネリック(=自社の特許切れ製品)やOTC、市場特性によっては後発品を用いて市場参入する戦略をとっている。

武田薬品によるURLの買収は、URLが手掛ける痛風・高尿酸血症治療薬コルクリス(一般名:コルヒチン)を製品ラインナップに加え、痛風領域のフランチャイズを強化することが主な目的だった。武田薬品は米国で、同社買収前から痛風・高尿酸血症治療薬ユーロリック(フェブキソスタット)を販売しており、コルクリスによって急性期と慢性期の痛風治療に対する複数のオプションを持つことになった。

武田薬品米国子会社の武田ファーマシューティカルズUSAのダグラス・コール社長は、「コルクリスを製品ラインナップに加え、痛風領域におけるリーディングカンパニーとなった」とした上で、「今般、URLファーマが有するコルクリス以外の資産を最大限に活用していただける譲渡先が見つかったことを受け、引き続き米国においてベスト・イン・クラスの新薬や革新的医薬品の販売に注力していく」とコメントした。
 

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー