第53回日本小児神経学会総会
公開日時 2011/07/28 00:00
新規抗てんかん薬の臨床的意義で新たな知見報告国内における小児てんかんの新規抗てんかん薬の導入は、ここ数年の間にガバペンチン、トピラメート、ラモトリギン、そしてレベチラセタムが発売され、さらにはオクスカルバゼピン、ルフィナマイド、スチリペントールの治験が進行するなど、欧米並みの治療環境が整いつつある。横浜市で5月26〜28日に開催された第53回日本小児神経学会総会では、こうした新規抗てんかん薬の臨床的意義についての新たな知見が数多く報告された。治療抵抗性のてんかん患者で新薬のレベチラセタムが奏効東京女子医科大学医学部小児科小国弘量氏東京女子医科大学の小国弘量氏は5月26日の教育講演「小児てんかんのupdate」で、最新の新規抗てんかん薬であるレベチラセタム(商品名:イーケプラ)の症例報告を行っ...