世界の医療への貢献に新薬価制度の実現は必須
公開日時 2008/06/30 00:00
製薬協の新会長に就任した庄田隆氏(第一三共社長)。青木初夫前会長が掲げた「多くの新薬を創出して、世界の医療に貢献する」との目標に継続して取り組む考えを強調。そのために特許期間中等の価格改定が猶予されることを柱とする新薬価制度の実現が必要との姿勢を貫く。―就任時に青木前会長の方針を踏襲すると強調されました庄田製薬協誕生からちょうど40年経ちますが、その時代、時代によって製薬協に要請される課題が、ある面で少しずつ違ってきています。最初の10年間は資本自由化への対応が最大の課題と言えましたし、その後GMPの国内導入あるいは副作用の救済基金をどうするかが大きな課題になったこともありました。青木初夫前会長は2期4年間務められましたが、最も強調されていたのは「日本の製薬産業が、多くの新薬を創出して、世界...