FDA、ファイザーのチャンティックスの自殺報告で調査 ほか
公開日時 2008/01/31 00:00
FDA、ファイザーのチャンティックスの自殺報告で調査米FDAは、ファイザーからの禁煙補助剤チャンティックス(バレニクリン)が原因と思われる自殺行動、攻撃的行動、傾眠などの有害事象の報告を受け、調査を開始した。FDAは「初期評価では、これらの症状はチャンティックスの治療開始数日から数週間で、うつ気分、自殺念慮、情緒・行動の変化として新たに発現することが示された」と説明している。同剤の治療の有無に関わらず、禁煙によりニコチンの禁断症状としてこのような症状が発現、また基礎疾患としての精神病の増悪でも発現するため、同剤がどう関与しているかは不明だ。しかし、FDAは「報告された全ての患者が精神疾患を持っているわけではなく、また禁煙しているわけでもない」と話している。FDAはファイザーから提出された報告...