小野とアステラス 骨粗しょう症治療薬を発売
公開日時 2009/04/06 23:00
小野薬品とアステラス製薬は7日、共同開発した経口ビスホスホネート系骨粗
しょう症治療薬(一般名:ミノドロン酸水和物)をそれぞれ日本で発売する。
同剤は弾力や固さを失った骨が分解されていくのを防ぐ。日本人患者を対象に
したフェーズ3で、プラセボ群に対する骨折抑制効果の優越性を検証できた初
の薬剤という。
小野は「リカルボン錠」、アステラスは「ボノテオ錠」の製品名で販売する。
薬価は、味の素のアクトネル錠(一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)、
武田のベネット錠(同)と比較して算定し、両剤と同じ1錠135.50円。売上予
測はピーク時を3年後とし50億円を見込む。