くすりの適正使用協議会 くすりのしおり英語版が5000種類に
公開日時 2016/02/12 03:50
くすりの適正使用協議会は2月9日、医療用薬の患者向け説明資料である「くすりのしおり」について、1月末現在で英語版の作成数が5065種類と、5000種類を突破したと発表した。4年で3.5倍に増えたことになるが、背景としては、訪日する外国人が増加してきたことや、製薬企業への英語情報の要望が増えてきていることがあるという。英語版の種類数は、日本語版の33%にあたる。くすりのしおり、製品を製造販売する製薬企業が作成している。協議会は「アクセス上位1000位までの医療用薬について早急に英語版を8割以上に整備することを目標に各企業と共に努力する」としている。