ノバルティス 輸血による慢性鉄過剰症薬エクジェイドの顆粒剤を承認申請 より飲みやすく
公開日時 2016/08/09 03:51
ノバルティス ファーマはこのほど、輸血による慢性鉄過剰症に用いる経口鉄キレート剤エクジェイド懸濁用錠(一般名:デフェラシロクス)の新剤形となる顆粒剤を承認申請したと発表した。申請日は7月28日付。懸濁用錠は100ml以上の水でつくる懸濁液を空腹時に経口投与する必要があり、懸濁の手間や懸濁液の食味の悪さなどが治療継続の障害になっていた。今回申請した顆粒剤は無味無臭でより飲みやすく、服薬アドヒアランスの向上が期待されるとしている。
顆粒剤は海外で承認されておらず、米国は申請中、欧州は今年中に申請予定という。