ビジネスの源流「7P」モデルに迫る
公開日時 2019/10/31 00:00
エムスリーは10月4日、塩野義製薬との合弁会社「ストリーム・アイ」の設立を発表する記者会見に臨んだ。両社の強みを活かして疾患の予防、診断、治療のプラットフォームやソリューション開発を行う。その第一弾として選ばれたのがインフルエンザの予防、簡便な診断法、重症化抑制――といった課題解決への最適オプションの提供だ。まさにエムスリーが目指している「新たな付加価値アプローチ」そのものといえる。連載第2回では、エムスリーのこうしたビジネススキームの源流とも言える「7P」プロジェクトに迫ってみたい。(企画・取材・執筆:ミクス編集長沼田佳之)合弁会社ストリーム・アイの設立記者会見では「7P」プロジェクトという聞きなれない言葉が度々登場した。記者に配付されたリリースには、次のような記載がある。「昨今はAIを用...