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大日本住友製薬 社員向け「デジタルフェスティバスオータム2019」開催 VR空間で車いすレースを体験

公開日時 2019/10/30 03:50
大日本住友製薬は10月29日、デジタル革新の実現に向けた社員向けイベント「デジタルフェスティバスオータム2019」を行った。この日、メディアに公開されたIT運動会では、東京と大阪の本社を回線で結び、社員がVR空間で車いすレースを体験した。参加者はVRゴーグルを装着し、2100年の東京をイメージした街並みを車いすに乗って滑走した。参加した同社開発統括部の三野順子さんは、「VRに親しみをもつことができた。実際の業務でも立体的なグラフや、視覚に訴える見せ方について考えていきたい」と話した。

◎主要7事業所を対象に約1か月間で各種企画を実施


同社は「デジタル活用を通じて、新たな価値創造とオペレーション改革の両方を目指す」-を掲げ、社員全員が一丸となってデジタル革新に挑戦できる社内カルチャーの醸成に注力している。今回のイベントもその一環として行った。イベントの企画はデジタル革新推進担当IT&デジタル革新推進部が担当。多くの社員が参加できるようにするため、東京・大阪本社を含む主要7事業所を対象に、10月28日の週から12月9日の週まで、約1か月間の日程で各種企画を実施している。またイベントは原則、午後のみ開催とした。

◎デジタル人材の育成や発掘にも期待

IT運動会のほか、講演や事例紹介、データ利活用、展示、AWSハンズオンなどがプログラムに組み込まれている。実施内容は、デジタル戦略チームのメンバーが個々のアイデアについて相談に応じるイノベーション相談会や、導入検討中のAIプラットフォームの紹介など、デジタルのビジネスへの活用に関する催しを次々に開催する。催しを通じ、デジタルを使いこなす能力の底上げや、デジタル活用に長けた人材の発掘、活用事例数の向上を目指す考えだ。

同社の西田道夫IT&デジタル革新部長は、一連の取り組みを通して、「アナログの良さも取り入れながら、大日本住友ならではの新たな価値の創造や、顧客への価値提供を目指していきたい」と述べた。

大日本住友製薬では、中期経営計画のなかで、デジタル革新を重要な柱に位置付けている。デジタルに関する個々の社員の意識の変革や、データ活用プラットフォームの強化など、デジタルを基軸とした取組みを推進することで、「柔軟で効率的な組織基盤づくり」の実現を目指すとしている。



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