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エーザイ ADCの共同開発・商業化へBMSと独占的戦略的提携契約締結

公開日時 2021/06/21 04:50
エーザイと米ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)は6月18日、抗体薬物複合体(Antibody-Drug Conjugate:ADC)「MORAb-202」の共同開発・共同商業化についてグローバルな独占的戦略的提携契約を締結したことを発表した。MORAb-202は、エーザイにとって初のADCとなる。

契約に基づき両社は、MORAb-202について、日本、中国、アジア太平洋諸国、米国、カナダ、欧州(欧州連合および英国など)、ロシアをコラボレーションテリトリーとして共同開発および共同商業化を行う。また、コラボレーションテリトリー以外の地域については、ブリストル マイヤーズ スクイブが単独で開発および商業化に取り組む。なお、エーザイがグローバルにおけるMORAb-202の製造および供給を担う。

コラボレーションテリトリーにおけるMORAb-202の売上収益は、日本、中国、アジア太平洋諸国、欧州およびロシアにおいてエーザイが計上し、米国、カナダにおいてブリストル マイヤーズ スクイブが計上する。

現在、エーザイが葉酸受容体α(FRα)陽性の固形がん(子宮内膜がん、卵巣がん、肺がん、乳がんを含む)を対象として、日本における臨床第1相試験、米国における臨床第1・2相試験の2 試験を実施している。両社は、早ければ2022年にも同剤の承認申請をめざした臨床試験に移行する予定にある。

MORAb-20は、エーザイ創製の葉酸受容体α(FRα)に対するヒト化Ig(免疫グロブリン)G1モノクローナル抗体ファルレツズマブに、エーザイ創製の抗がん剤エリブリンを化学結合させたもので、ベスト・イン・クラスとなることが期待されている。良好な薬理学的プロファイルと進行性固形がんに対する単剤による抗腫瘍活性を示し、FRαADCとしてのポテンシャルが期待されている。


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