MRが挑戦する“医療DX”の世界
DX-MRの育成について考えてみる
公開日時 2022/07/01 00:00
ミクス編集部前回までの連載は、医師のe嗜好性(高位、中位、低位)に応じたデジタルMR活動の方法論を紹介した。今回からは、MR活動の更なる発展として、DX(デジタルトランスフォーメーション)について人財育成や戦略応用などの観点から論じてみたい。製薬各社ともMR数の適正化を図っており、MR一人ひとりの生産性を高める取り組みに注力している。ただ、現状はMR間のバラツキや戦略上のDXの立ち位置が企業内で定まっていないなどの課題も散見される。その第一弾として、今回は企業が求めるデジタルMR人財について考えてみたい。(沼田佳之)Q1.製薬企業に求められるデジタル人財とは?A.政府が6月7日に閣議決定した「骨太方針2022」では、医療分野のDXを政策目標の筆頭に掲げた。DXといってもMR活動には関係ない、...