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メディパルHD 神栄グループのGDP対応クラウド型温度管理システムを導入 医療用薬保管の温度管理に

公開日時 2023/08/21 04:50
メディパルホールディングスはこのほど、連結子会社のメディセオが高機能物流センターにおける医療用医薬品保管等の温度管理に、神栄グループが開発した新たなGDP対応クラウド型温度管理システムを8月から順次導入する予定と発表した。

神栄グループで各種センサの研究・開発・製造に強みを持つ神栄テクノロジー社が、センシングの提案から、目的や用途に応じた最適なシステムの選定、さらには測定し取得したデータの活用やマネジメントまでを一貫して管理できるスマートセンシングプラットフォームを構築した。このプラットフォームを基に開発した、停電や自然災害時のバックアップ機能を有するなど様々な事象を想定し、トレーサビリティの完全化を目指したシステムを、メディセオの高機能物流センターに導入することになった。メディパルは、「物流トレーサビリティ全体の可視化が可能となり、庫内温度を常時モニタリングすることで、品質管理の向上と情報管理の一元化を図っていく」としている。

同システムはメディセオの東北ALC(岩手県花巻市、ALC:高機能物流センター。主に調剤薬局、病院、診療所などに商品を供給)への導入を皮切りに、2023年9月竣工予定の阪神ALC(兵庫県西宮市)など、各ALC及びFLC(ALCと連携して顧客に近い場所で商品の安定供給を支える営業兼物流拠点)に順次導入していく予定。将来的には保管から輸送までの全行程に本システムを展開・採用することで、様々なシステムとの連携も可能になるという。「今後、一気通貫のトレーサビリティの実現と医薬品流通過程の可視化実現を目指し、医薬品の品質管理に貢献していく」としている。

メディパルと神栄は、21年12月21日に資本業務提携を発表し、PIC/S GDPガイドラインに準拠した品質管理と医薬品流通最適化モデルの構築に取り組んでいる。
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