武田薬品 経口プロテアソーム阻害薬・ニンラーロ 0.5mgの低用量製剤を申請
公開日時 2023/09/25 04:50
武田薬品は9月22日、経口プロテアソーム阻害薬・ニンラーロカプセルの剤形追加として、0.5mgの低用量製剤を承認申請したと発表した。同社は、多発性骨髄腫患者の維持療法における、より適切な用量調節の実現を目指し、ニンラーロの低用量製剤による新たな治療選択肢(1.5mg用量(0.5mg/カプセル×3))を患者に提供すべく、今回の申請に至ったとしている。現在2.3mg、3mg、4mg製剤をラインナップしている。
ニンラーロは、「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の効能・効果で2017年3月に承認され、5月に発売した。20年3月に多発性骨髄腫における自家造血幹細胞移植後の維持療法、21年5月には幹細胞移植歴のない多発性骨髄腫に対する初回治療後の維持療法の適応追加に係る一変承認を取得している。