株式会社プレシャス・コミュニケーション・ジャパン原暢久現在市場にあるCDPはそのデータの持ち方により二種類に大別されることは先月号で触れた。しかしながらそのデータの持ち方の違いはデータドリブンのシステムの中で大きく違うパフォーマンスを示すこともある。システムを考える時、最終的なアウトプットは意識するが、それに至るパフォーマンスとその影響は意識されにくい。今号ではCDP選択の注意点に触れてみる。また、CDPの検討として2023年度医師版マルチメディア白書（DM白書）の結果の一部にも触れてみる。CDPとタグ米国では米国のCustomerDataPlatformInstitute（https://www.cdpinstitute.org/）がCDPに関してツールの定義として次の３つを示している。（...