阪大微研 乾燥弱毒生麻しん・風しん混合ワクチン「BK1601」を承認申請 細胞入手して培養
公開日時 2023/10/31 04:50
阪大微生物病研究会は10月30日、乾燥弱毒生麻しん・風しん混合ワクチン「BK1601」(開発コード)を承認申請したと発表した。同ワクチンは細胞を入手して培養したもので、原材料調達がより安定するとしている。どのような細胞を用いているのかは「承認前のため、詳しい原材料は開示していない」(広報室)としている。
既承認の乾燥弱毒生麻しん・風しん混合ワクチンのミールビックは、培養にウズラの卵を使用しており、ウズラを飼育して卵を生ませる必要がある。ミールビックは2005 年に上市され、現在は小児定期接種および成人の風しん第5期定期接種に用いられている。