CureApp 帝人ファーマと高血圧治療補助アプリの共同販促契約締結
公開日時 2024/04/25 04:48
CureAppは4月23日、帝人ファーマとの間で高血圧治療補助アプリの共同マーケティング活動と販売委託に関する契約を締結したと発表した。4月1日付。CureAppの販促活動に加え、帝人ファーマがMR約1000人態勢で全国の医療機関へ向けた情報提供を担い、採用施設や処方件数の拡大を図るという。
帝人ファーマは睡眠時無呼吸症候群の治療に用いるCPAP(持続陽圧呼吸療法)装置など、生活習慣病に関連した医薬品や医療機器を展開。CureAppでは、高血圧との合併症になり得る疾患領域に強みを持つ帝人ファーマの事業基盤が加わることで、高血圧治療補助アプリの普及促進を狙う。
CureAppの佐竹晃太代表取締役社長(医師)は「国内市場で医療機器を用いた新たな治療法の普及に確かな実績のある帝人ファーマに、高血圧治療補助アプリの社会実装に向けて一緒に取り組んでいただけることを大変嬉しく思う」と期待。帝人ファーマの種田正樹代表取締役社長は「幅広い製品やサービスを提供している当社独自の事業基盤を充分に活かすことができる。自社製品とのシナジーを通じ、事業基盤をさらに強化していく」とコメントしている。
高血圧治療補助アプリは2022年9月に保険適用され、処方を開始。患者はアプリを通じて配信される個別化された生活習慣修正プログラムに取り組み、医師の指導や血圧測定と合わせて高血圧治療において重要な生活習慣の修正をサポートする。