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サノフィ プラビックス・アスピリンの併用で脳卒中リスク減少

公開日時 2009/04/05 23:00

仏サノフィ・アベンティスは、心房細動患者を対象にプラビックス(一般名:
クロピドグレル)とアスピリンの抗血小板剤2剤の併用療法とアスピリンの単
剤療法と比較した「ACTIVE A」試験の結果を公表した。

試験結果は、3月31日に開催されたアメリカ心臓病学会(ACC)年次学術会議
のセッションで発表された。脳卒中リスクがあるものの経口抗凝固薬を服用で
きない心房細動患者を対象に、重度の血管性イベントの発生率の相対リスクを
比べたところ、併用療法が単剤療法より有意に11%(併用療法6.8%/年 対
 単剤療法7.6%/年、p=0.01)低下。特に脳卒中については、相対リスク
が28%減少(2.4%/年 対 3.3%/年、p<0.001)した。

ACTIVE Aは、経口抗凝固薬を服用できず、かつ少なくとも1つ以上の重大な脳
卒中リスク因子を持つ心房細動患者7554人を対象に行ったプラセボ対象の二重
盲検試験。重度の血管イベントの初発予防を主要エンドポイントとして、プラ
ビックス(1日1回75mg)とアスピリン(1日75~100mg)の併用療法と、ア
スピリン(1日75~100mg)単剤療法を比較した。追跡期間は3.6年(中央値)。

心房細動は血液が心臓の上室(心房)に溜まって血塊を形成、それが血液中に
放出され血管性イベントを引き起こすおそれがある。脳卒中患者のうちで心房
細動患者は全体の15%を占めており、発症リスクは5倍に高まるとしている。

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