協和キリン、EAファーマ、持田製薬の３社は、抗アレルギー薬アレロック錠、同OD錠（一般名：オロパタジン塩酸塩）と降圧剤アテレック錠（同シルニジピン）について、販売名類似による調剤時の取り違え事例が報告されているとして、医療機関に対して注意喚起している。この情報は12月13日に医薬品医療機器総合機構（PMDA）から配信された。

両剤の販売名類似による取り違えで、これまでも注意喚起がなされているが、このほど、2019年11月14日時点で09年１月～18年12月の間に調剤での両剤の取り違え事例が計52件発生したと報告された。このため、「調剤いただく際には今一度、販売名、効能・効果等を確認してほしい」としている。