本システムでは、JavaScriptを利用しています。JavaScriptを有効に設定してからご利用ください。
本文へ
検索フォーム(ヘッダー)
【全】hlink
Monthlyミクス・増刊号
お申し込み
お問い合わせ
【全・SP】hlink
Monthlyミクス・増刊号
お申し込み
お問い合わせ
トップ
記事詳細
特集
経営/製品
制度/政策
データ/ランキング
リサーチ
スキルアップ/キャリアアップ
コンテンツ一覧
お申し込み
ミクスOnline プレミアム会員(学生、医師/歯科医師除く) 申込フォーム
ミクスOnline アカデミア会員 申込フォーム
ミクスOnline 医師/歯科医師会員 申込フォーム
Monthlyミクス 購読申し込みフォーム
人気記事ランキング
人気図表ランキング
ユーザー評価ランキング
営業部門管理職オススメコンテンツ
コンテンツ詳細
特集コンテンツ
【全・SP】Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
ホーム
>
記事詳細
【MixOnline】パンくずリスト
ホーム
>
ニュース
>
PhRMA・フウリガン委員長 非効率な医療課題に「長期収載品」 コスト削減分は新薬開発に再投資を
【MixOnline】記事詳細
PhRMA・フウリガン委員長 非効率な医療課題に「長期収載品」 コスト削減分は新薬開発に再投資を
公開日時 2020/10/29 04:51
印刷
コピー
Twitter
Facebook
Linkedin
米国研究製薬工業協会(PhRMA)在日執行委員会のクリス・フウリガン委員長は10月28日、オンライン記者会見に臨み、国内における非効率な医療課題の一つに「長期収載品」をあげた。その上で、「特許切れ品の薬価引き下げで節減された資金を研究開発や新薬の早期上市のインセンティブとして使うことが一番良い方向だと思っている」と強調。1次予防、2次予防に寄与する革新的新薬やワクチンを奨励することで、「日本社会、そして財政上のベネフィットをもたらすことになる」と主張した。さらに、これを実現するためのデジタル化の推進を政府に求め、統合的な医療データベースを構築することでエビデンスやアウトカムベースの医療政策や医療システムの構築が可能になると指摘。これを支援したいと述べた。
◎イノベーション、医療投資、デジタル化で政策提言
この日の会見でPhRMAは、「ニューノーマルにおける効果的かつ強靭な医療提供体制への改革に向けた政策提言」を発表した。政策提言は、①イノベーション促進、②医療への投資、③医療のデジタル化の推進―の3項目から構成される。特に、イノベーションの推進については、エビデンスに基づき適切に評価を行う透明性・予見性の高い薬価制度が求められると強調した。
◎16年度以降の薬価制度改革「投資が日本を避けて他国にまわる可能性も」
フウリガン委員長は会見で、2016年度、18年度、20年度に行った過去3回の薬価制度改革に言及した。同氏は、「直近3回の薬価制度改革により56項目のルール変更が生じた。このような動きの一つひとつが過去10年かけて実現した(新薬創出等加算などの)前向きな進捗を脅かすものだ。米国系製薬企業の投資が日本を避けて他国にまわる可能性につながる」と日本政府の一連の対応を牽制した。その上で、PhRMAとして中医協や官民対話以外に政策当事者と直接対話できる機会を求め、「薬事、薬価算定、保険償還をいかに改善するかということで連携したい」と述べた。
◎薬価削減に依存した医療費抑制は「持続性ある国民皆保険の実現につながらない」
一方、医療保険制度改革にも触れ、16年度以降の改革に伴う抑制額の75%が薬価引下げによるものと批判した。同氏は、「この手法は持続性のある国民皆保険制度の実現につながらない。むしろ研究開発投資の水準に影響を与えている」と述べ、手法そのものの見直しを求めた。その上で、「非効率な医療の課題が存在している」と指摘し、その事例として、長期収載品、ポリファーマシー、過剰受診・過剰検査をあげた。
フウリガン委員長は長期収載品について、「PhRMAとしては、特許切れ製品の薬価引き下げによるコスト削減分は革新的新薬に使うべきだと言っている。つまり、特許が有効な医薬品が更なる開発ができるように、投資を回収できることが重要だと考えているのだ」と明言した。この考え方は長期収載品比率の高い日本の一部内資系企業のスタンスとは異にしているところだ。フウリガン委員長は続けて、「医療への追加的投資、特に革新的医薬品への投資によって、強靭で持続可能で効果的な医療の確立につながる」とも主張した。
◎エビデンスやアウトカムを医療全体で評価する制度構築を求める
デジタル化の推進については、診断から投薬、健診、予防接種履歴などのリアルワールドデータ(RWD)に活用が十分でないとし、「統合的な医療データシステム」の構築を政府に求めた。フウリガン委員長は、「こうしたデジタル環境の構築により、個々の患者ごとにエビデンスに基づく最適な医療の推進が可能になる」と強調。また日本の医療システムについても、RWDを利活用することで、そのエビデンスやアウトカムを医療全体で評価する制度への転換も容易になると指摘。診断や治療へのデジタル技術の導入を促進し、あわせてこれに対応した薬事・償還制度の導入などを議論するよう日本政府に働きかける考えを表明した。
プリントCSS用
【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル
関連するファイルはありません。
【MixOnline】キーワードバナー
米国研究製薬工業協会
PhRMA
クリス・フウリガン
長期収載品
政策提言
【MixOnline】記事評価
この記事はいかがでしたか?
読者レビュー(8)
1
2
3
4
5
悪い
評価を選択してください
良い
評価を投稿する
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
一緒に読みたい関連トピックス
記事はありません。
ボタン追加
各種購読契約の申込
無料メールマガジンの登録
関連ニュース
関連ニュース
全て見る
【MixOnline】関連(推奨)記事
厚労省・後発品検討会が報告書案めぐり議論 協業モデル示す「複...
自民党・GE議連 産業構造変革へ「連携・協業」取組む企業の後...
日薬連・田前リーダー 原薬の国産化で「政府の買取り」などPu...
厚労省・水谷課長 世界同時開発やロス品目解消など「ビヘイビア...
長期収載品の選定療養・対象医薬品リスト 総数1095品目 田...
推奨記事
推奨記事
全て見る
【MixOnline】関連(推奨)記事
久光製薬・南氏 長期収載品の選定療養に「ネガティブな影響ある...
PhRMA・トムセン在日執行委員長 内閣官房に「常設会議体」...
チェプラファーム クリニジェンからタキソールなど5製品12品...
米PhRMA 新会長にギリアド会長兼CEOのオデイ氏が就任 ...
24年度診療報酬改定 「バイオ後続品使用体制加算」100点を...
【MixOnline】記事一覧
ニュース
住友ファーマ・野村社長 赤字拡大「非常に重く受け止めている」 北米は人員削減、日本は体制スリム化
(24/05/01)
リジェネロン・スイーティング部門長 10月に「呼吸器科/耳鼻科領域営業部」新設 MR84人新規採用へ
(24/05/01)
住友化学・岩田社長 赤字の住友ファーマ「再成長へあらゆる選択肢を検討」 国内スリム化、持分縮小も
(24/05/01)
サノフィ デュピクセントでCOPDの適応追加を申請 COPDに対する初の生物学的製剤に
(24/05/01)
初のアイリーアBSが承認へ 薬事審・医薬品第一部会が了承 加齢黄斑変性の適応は含まず
(24/04/26)
【MixOnline】記事ログ
Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
バナー
バナー(バーター枠)
【MixOnline】アクセスランキングバナー
人気記事ランキング
一覧
1
住友化学・岩田社長 赤字の住友ファーマ「再成長へあらゆる選択肢を検討」 国内スリム化、持分縮小も
2
住友ファーマ・野村社長 赤字拡大「非常に重く受け止めている」 北米は人員削減、日本は体制スリム化
3
リジェネロン・スイーティング部門長 10月に「呼吸器科/耳鼻科領域営業部」新設 MR84人新規採用へ
4
アステラス製薬・岡村社長 米インフレ抑制法でイクスタンジ減収予測 25年度の成果目標「達成厳しい」
5
初のアイリーアBSが承認へ 薬事審・医薬品第一部会が了承 加齢黄斑変性の適応は含まず
もっと見る
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
人気図表ランキング
一覧
1
2023年 企業別MR数
2
24年1月版 企業別パイプラインリスト
3
外資製薬企業ファイル 16社 2023年業績
もっと見る
記事評価ランキングバナー
ユーザー評価ランキング
一覧
1
住友化学・岩田社長 赤字の住友ファーマ「再成長へあらゆる選択肢を検討」 国内スリム化、持分縮小も
2
医師の働き方改革後のWeb講演会 18時以降視聴しやすく 13時台はより難しく MCI DIGITAL調べ
3
生成AIを用いた薬剤・疾患関連情報の収集 医師の15%が「経験ある」 情報の信頼度も高く
もっと見る