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協和キリン 高崎工場内にバイオ医薬品分析施設を着工

公開日時 2020/11/11 04:50
協和キリンは11月10日、群馬県高崎市の高崎工場内に新しい品質棟、バイオ医薬品分析施設を10月に着工したことを発表した。 高崎工場は主にバイオ医薬品を生産している工場であり、新品質棟は、バイオ医薬品の製品、原料の品質分析等の品質管理及び品質保証に関連する業務を行う施設となる。

高崎工場内に分散している品質管理、品質保証の機能を新品質棟に集約し、業務の効率化とコミュニケーションの促進を図り、正確でスピード感のある業務を実現する。新品質棟には、自動コロニーカウンター、微生物迅速試験装置、ロボットテクノロジーなどの国内最先端のバイオ医薬品分析設備を設置し、リキッドハンドリングシステム、サンプル自動ピッキングシステム等の自動化・省力化設備を配備することも計画している。

また、微生物試験の偽陽性結果を極力低減する対策として無菌試験用アイソレータを導入し、最新のレギュレーションに対応した試験施設設計を実現するとともに、柔軟にレイアウトを設定・変更できるプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCaPC)工法を採用した。

新たな機器導入などにも対応可能な将来を見据えた設計とする。工場制作された(プレキャスト)部材を利用することで工期短縮を図り、圧縮力を加える(プレストレスト)ことで部材の強度を増す。

柱の数を少なくすることができ、空間の効率的な活用、柔軟なレイアウト設定が可能で、一定の距離を保つことが出来る大型の居室や、空間に連続性を持たせた執務空間をデザインすることで、誰もが「健康的に」「創造的に」「相互理解のもとで」働ける「環境」 を整備し、同棟で業務する従業員の「カルチャー」の醸成に最適なワークプレイスを作り上げる。

新品質棟建設への投資額は約140億円となる見込みで、2022年7 月の完成、2022年10 月の稼働開始を予定している 協和キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献していく。
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