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アステラスとヴィアトリス 12月末でセレコックスのコ・プロ終了 21年からヴィアトリス単独で活動

公開日時 2020/12/08 04:50
アステラス製薬とヴィアトリス製薬は12月7日、アステラスが国内で製造販売し、両社で共同販促している消炎鎮痛薬セレコックス錠100mg、同200mg(一般名:セレコキシブ)について、12月末で共同販促を終了することで合意したと発表した。2021年1月1日からヴィアトリスが単独で販促活動を行う。また、21年7月31日付けで製造販売承認をヴィアトリスに承継し、販売権も移管する。7月末まではアステラスが引き続き販売を行う。

両社は本誌取材に、共同販促を通じてセレコックスの価値最大化を図るとの目的を果たしたことから、共同販促を終了すると説明した。セレコックスの今後の情報活動の方法についてヴィアトリスは、「当社ではリアルの訪問活動と、デジタルアプローチを駆使した活動の両方を行えるハイブリッドMRの育成を目指している。セレコックスも他製品と同様に取り組む」とした。

セレコックスは米G.D.サール社の創製品で、アステラスの前身の旧山之内製薬がサールと1996年に国内の共同開発・販売に関する契約を締結した。サールは2003年に米ファイザーに買収された。セレコックスは日本で07年6月に「関節リウマチ、変形性関節症の消炎・鎮痛」を効能・効果として発売し、これまでに腰痛症や肩関節周囲炎などの効能を追加した。20年6月には同剤の後発品が市場参入した。

米ファイザーはアップジョン事業部門を分社化し、マイラン社と統合した新会社ヴィアトリスを設立した。これに伴い日本では、ファイザーのアップジョン事業部門を「ヴィアトリス製薬」に社名変更し、マイランEPD合同会社およびマイラン製薬とともに、ヴィアトリスグループとして事業を開始している。
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