【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

22年のグローバル薬効別売上トップ20 1位は抗腫瘍剤の1974億ドル 4薬効で2ケタ成長 IQVIA

公開日時 2023/06/23 04:51
IQVIAは2022年のグローバル薬効別売上の1位は抗腫瘍剤だったと発表した。抗腫瘍剤の売上は1974億ドル(1億ドル未満切捨て)で、前年比11.1%増だった。上位20薬効のうち2ケタ成長したのは4薬効で、抗腫瘍剤のほか、2位の糖尿病治療薬(売上1465億ドル、前年比15.9%増)、3位の免疫抑制剤(1444億ドル、16.9%増)、19位の脂質調整剤(182億ドル、10.9%増)――となった。なお、IQVIAのグローバル薬効別売上には政府一括購入などで一般流通していない新型コロナのワクチンや治療薬は含まれていない。

文末の「関連ファイル」に売上上位20薬効の資料を掲載しました会員のみダウンロードできます。14日間の無料トライアルはこちら)。

◎上位10薬効は全て成長

22年のグローバル売上上位3薬効におけるそれぞれの売上トップ製品は、抗腫瘍剤はキイトルーダ(238億ドル、28.3%増)、糖尿病治療薬はオゼンピック(211億ドル、79.1%増)、免疫抑制剤はヒュミラ(349億ドル、10.8%増)――となる(詳細記事はこちら

グローバル売上上位3薬効(抗腫瘍剤、糖尿病治療薬、免疫抑制剤)は、日本の上位3薬効と順位、顔ぶれとも同じ。ただ、グローバルでは各薬効とも2ケタ成長したのに対し、日本ではそれぞれ6.0%増、5.3%増、6.3%増――といずれも1ケタ台の成長率だった。

グローバルの薬効別売上の4位以下は、4位は抗血栓症薬(577億ドル、6.6%増)、5位は疼痛治療薬(523億ドル、3.0%増)、6位は呼吸器官用薬(523億ドル、5.0%増)、7位は降圧剤(407億ドル、4.1%増)、8位は抗HIV薬(367億ドル、5.8%増)、9位は精神科系疾患治療薬(360億ドル、4.5%増)、10位は抗菌薬(340億ドル、2.9%増)――。上位20薬効のうち17薬効で市場成長し、上位10薬効は全て成長していた。

なお、22年にマイナス成長だったのは、14位のその他の循環器官用薬(256億ドル、6.9%減)、17位の神経系疾患治療薬(207億ドル、3.6%減)、20位の輸液製剤(170億ドル、0.1%減)――の3薬効だった。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(6)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー