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リジェネロン 日本市場参入 全国にMR常駐 デュピクセントの皮膚領域適応でサノフィとコ・プロ開始

公開日時 2023/09/27 04:51
リジェネロン・ジャパンは9月26日、自社MR体制を構築して日本市場に参入すると発表した。既に全国にMRが常駐。サノフィが製造販売しているデュピクセントの皮膚領域適応(アトピー性皮膚炎、結節性痒疹)について、10月1日から両社でコ・プロモーションを開始する。MR数は非開示。

リジェネロンは本誌取材に、日本市場参入のねらいについて、「当社は、科学から革新的な医薬品を生み出し、日本を含む世界中の患者さんを助けることに深くコミットしている。コ・プロモーションを通じて、より多くの日本の患者さんに当社の医薬品をお届けすることができると考えている」と説明した。コ・プロをデュピクセントの皮膚領域適応に限定した理由や今後の展望は、「詳細は開示していない」と述べた。

デュピクセントはリジェネロンの独自技術を用いて創製されたIL-4及びIL-13の細胞内シグナル伝達を阻害する完全ヒト型モノクローナル抗体製剤。リジェネロンとサノフィのグローバル提携契約に基づき、両社で共同開発している。

日本では、▽成人および生後6カ月以上の小児の既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎、▽12歳以上の既存治療によっても症状をコントロールできない重症または難治の気管支喘息、▽結節性痒疹、▽鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎――の4つの適応症で承認されている。日本で申請中のプロジェクトには、成人の特発性慢性蕁麻疹の適応追加がある。

◎日本のコマーシャル業務 石井洋平氏が統括 ヤンセンなどで要職歴任

リジェネロンの日本におけるコマーシャル業務を統括するのは、免疫領域のコマーシャル業務の責任者を務める石井洋平氏(役職名:ジャパンカントリーリード 免疫領域、写真)。石井氏は米国の大学院を卒業後、コンサルティング会社のZSアソシエイツに入社。その後、日本ベーリンガーインゲルハイムとヤンセンファーマに勤務し、2023年にリジェネロン・ジャパンに入社し現職に就任した。

前職のヤンセンファーマでは、日本のオンコロジーマーケティング本部長と血液事業本部長を務めた後、ニュージーランドのカントリーマネジャー、中国法人のコマーシャルエクセレンスおよび新製品戦略部門責任者を務めた。
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