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アキュリスファーマ てんかん発作に対する経鼻投与スプレー製剤の国内開発権など獲得

公開日時 2022/01/25 04:50
国内バイオベンチャーのアキュリスファーマ(神奈川県藤沢市)は1月24日、米Neurelis社のてんかん発作に対する経鼻投与スプレー製剤について、日本とアジア太平洋地域での独占的な開発・商業化に関するライセンス契約を締結したと発表した。同社は2021年1月設立で、20年10月までノバルティスファーマの社長を務めていた綱場綱場一成氏が社長兼CEOを務めている。

経鼻投与スプレー製剤の主成分はジアゼパムで、日本では後発品も登場している。てんかん発作時に使用できるジアゼパムの剤形は注射剤や坐剤で、経鼻投与スプレー製剤はなく、開発に成功すれば国内初の剤形となる。

綱場社長兼CEOは、「ジアゼパムは、日本国内でも長年にわたり医療現場、あるいは医療施設の外でも患者さんや介護者によって使用されてきた医薬品」とした上で、「そのジアゼパムの新しい剤形の開発により、医療機関、ご家庭、学校、会社などに常備し、製品に関する正しい理解を得た上で、非医療関係者が安全に、迅速に投与できる可能性があり、てんかん医療、患者さん、ご家族の皆様のよりよい未来に貢献できるものと期待している」とコメントしている。

同社は“Catalyst to Access”(革新的な医療への橋渡しを担う)という理念から創られた Aculysを社名とする日本発のバイオベンチャー企業。神経・精神疾患領域で革新的な医療手段への橋渡し役となり、患者や家族、医療関係者、社会により良い医療を届けるため、海外から製品・開発品を導入し、開発・販売する。
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