編集長沼田佳之生成ＡＩは敵か味方か？ここ数年で業務環境は著しく変化してきた。テレワークに代表されるデジタル化の進展は少なからず日常業務に変革をもたらし、ＭＲの働き方を改善するきっかけを作った。ＭＲには生産性向上が求められるようになり、会社の求める業務改善やデジタルマインドの醸成に社員は“YesorNo”で答える時代に入ったといえる。そこで登場した生成ＡＩは、こうした社会環境や経済活動をさらに推し進めるツールとして注目されている。コロナ禍を経験した我々にとって、新たな働き方改革への挑戦がまさに始まろうとしている。これまで我々の業務環境を改善するデジタルツールは種々登場してきた。身近なところで言えば、ＰＣが日常業務に使われだしたのは90年代後半だ。営業日報も複写式の用紙に...