参天製薬は11月８日、早期退職特別支援プログラムに180人の応募があったと明らかにした。退職日は12月31日。同社は「想定よりも少し多かったが、今後の組織づくりにおいて、適切な人員構成を進めていく」としている。

早期退職特別支援プログラムは、12月31日時点で50歳以上かつ勤続年数３年以上の同社日本法人に直接雇用される社員と定年後再雇用社員が対象。製造にかかわる一部の部署は除外している。人数の制限は設けず、10月2～31日に募集。適用対象者には退職加算金と再就職支援を用意するとしている。応募した180人について所属などの詳細は明らかにしていない。

同社は4月に公表した新中期経営計画で構造改革による収益性の改善を打ち出しており、早期退職特別支援プログラムも「成長戦略を支える体制・仕組の強化の一環」としている。