参天製薬は2月７日、令和6年能登半島地震で被害を受けた能登工場について、３月中に全面再開できるとの見通しを明らかにした。倉庫機能の稼働など工場機能の一部は、1月末から稼働を開始しているが、その他の機能もGMPに則った確認を経た後に順次生産ラインを稼働再開できる見通しとなった。

一方、能登工場からの製品出荷については、1月下旬から順次再開していると報告。1月11日にコソプトミニ配合点眼薬の出荷調整を公表したが、その他の製品については、「概ね通常通りの供給を継続している」と説明した。