MSD 経口血糖降下薬オマリグリプチンを申請 DPP-4阻害薬の週1回投与タイプで2番目
公開日時 2014/11/25 03:51
MSDは11月21日、2型糖尿病の治療に用いる経口血糖降下薬オマリグリプチン(一般名、開発コードMK-3102)について、国内承認申請したと発表した。週1回投与タイプのDPP-4阻害薬の国内申請としては、武田薬品が3月にトレラグリプチンを申請したのに続いて2番目。なお、オマリグリプチンの申請は、世界に先駆けて日本で行われた。
MSDはDPP-4阻害薬でファーストインクラス薬となったジャヌビアを2009年から発売している。オマリグリプチンはジャヌビアとは異なる成分で、国内第3相臨床試験ではジャヌビアと同様の有効性と忍容性を示すことが確認された。同社は「投与回数が週1回となることで、患者さんの服薬負担の軽減や服薬アドヒアランスの向上が期待されます」としている。