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中外と大正富山 骨粗鬆症治療薬ボンビバを発売 ワンショットの月1回静注製剤

公開日時 2013/08/30 03:53

中外製薬と大正富山医薬品は8月29日、骨粗鬆症治療薬ボンビバ静注1mgシリンジ(一般名=イバンドロン酸ナトリウム水和物)を同日に新発売したと発表した。同一名称でそれぞれ販売する。骨粗鬆症を適応としたビスホスホネート製剤では5成分目、月1回の静注製剤でも2製品目だが、ボンビバはワンショットでの投与が可能な点が特徴となっている。薬価は1本4918円。中医協資料によると、売上予測は10年のピーク時で217億円。

 

中外製薬と大正富山は、骨粗鬆症治療薬の活性型ビタミンD3製剤エディロールも共同販売している。これまでに培った整形外科領域でのパイプを活かしながら、ボンビバを新たな治療選択肢として訴求していく。同成分の月1回投与型の経口薬も2015年の申請を予定し、開発を進めている。

 

ボンビバの国内フェーズ2/3試験は、骨粗鬆症患者1265人を対象にビスホスホネート製剤のリセドロン酸ナトリウム水和物(以下、リセドロネート)2.5mg錠を対照薬としてボンビバの効果と安全性を検証した。ランダム化二重盲検比較によりそれぞれ3年間投与した結果、ボンビバ静注群、リセドロネート群の順で椎体骨折発生率が16.1%、17.6%、腰椎骨密度増加率は9.0%、7.6%と、リセドロネートへの非劣性が確認されている。安全性は、主な副作用が背部痛2.5%、関節痛2.0%などで、良好な忍容性が認められた。   

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