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糖尿病国際調査 治療計画決定時に医療者から意見求められる患者は13% 全世界の半数以下

公開日時 2014/01/21 03:51

ノボノルディスクファーマはこのほど、日本を含む17カ国、1万5000人以上の糖尿病患者やその家族、糖尿病ケアに携わる医療従事者を対象にした調査「DAWN2」の結果概要を発表した。その中で治療計画を決定する際に担当の医療チームから意見を求められた患者は29.2%で、日本ではその半数以下の13.6%だった。

 
診察時に分からないことがあれば質問をするよう医師や看護師などの医療従事者から促された患者は33.6%で、日本では21.4%だった。
 
医療従事者の84.3%(日本では71.0%)は、患者が診察の前に糖尿病に関する質問を準備しておいてくれることは、治療をするうえでの助けになると回答している。
 
同調査の日本の主任研究者である奈良県立医科大学糖尿病学講座の石井均教授は、「日本では、患者さんの治療に対する考え方や心理的状況を把握するための、医療従事者と患者さんのコミュニケーションが不足しています。患者さんが治療方針へ積極的に関与することは糖尿病のアウトカムにもつながる重要な点です。DAWN2調査からえられたこの結果を踏まえ、限られたリソースの中で患者さんの心理的なケアをどのように行っていくかが課題です」とコメントしている。
 
DAWN2調査はノボノルディスクが、国際糖尿病連合(IDF)、国際患者団体連合(IAPO)、ステノ糖尿病センターなどと連携して行ったもの。
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