ノバルティス がん治療に伴う骨量減少に対するゾレドロンの有用性証明
公開日時 2003/05/29 23:00
スイスのノバルティス社は5月23日、ホルモン療法を受けている非転移性前立
腺がん患者の腰椎、大腿骨近位部の骨密度(BMD)をゾレドロン酸水和物(海
外での販売名:ゾメタ)が著しく増加させたとの試験成績が「journal of Uro
logy」に掲載されたと発表した。前立腺がんに対するホルモン療法の副作用に
骨量減少があるが、ゾレドロン酸水和物は骨量の減少を抑制しただけでなく、
1年間の投与で腰椎骨密度を平均5.6%増加させた。